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知るぽると 東京都金融広報委員会

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東京学芸大学附属世田谷中学校「金融経済教育公開授業」実施報告(2024年9月13日開催)

主催:東京学芸大学附属世田谷中学校
東京都金融広報委員会

東京学芸大学附属世田谷中学校では、「個性的で人間性豊かな人格をつくる」「創造性豊かな人間を育てる」「敬愛の精神に溢れた人間を育てる」という三つの教育目標を立て、目標の実現に向けて、日々の教育活動及び研究活動に取り組んでいます。

2024年9月13日(金)に金融経済教育公開授業を開催しました。

▼ 参加者内訳:
生徒16名、外部参加者11名、東京学芸大学附属世田谷中学校教員・教育実習生4名、東京都金融広報委員会4名、合計35名

1.公開授業

中学2年生を対象として、「社会的課題を株式投資から考える」をテーマに授業を行いました。

生徒たちは、5月から6月にかけて、基礎学習を基にテーマ(関心のある社会的課題)を決定し、関係する業界や企業を調査し、企業分析のための視点を学習しました。夏休みに各自がテーマに基づいて模擬投資を行い、公開授業当日は、テーマや投資先企業の選定理由、模擬投資の経過、考察などをスライドにまとめて発表しました。それぞれの発表と質疑応答の後に、外部講師から講評をもらい、最後に、全体を通しての振り返りを行いました。

発表では、模擬投資が思ったような結果にならなかったことから同業他社の株価と比較してその理由を考察したり、ローソク足チャートの上昇や下落のサインに目を向けたりするなど、それぞれが情報を活用して考え、それを表現する姿が見られました。

全体の振り返りでは、外部講師から、資料を作る時には聞き手を想像しながら作ると相手に伝わりやすい、自分の経験や考察を基に自分にしか伝えられないことを伝えてほしい、数字や客観的事実に基づいて仮説を立てる癖をつけてほしいといったアドバイスがありました。


(写真:公開授業「社会的課題を株式投資から考える」の模様)

2.プログラム

14:00~15:30
公開授業「社会的課題を株式投資から考える」(テーマ研究)
東京学芸大学附属世田谷中学校 教諭 金城和秀
株式会社東京証券取引所金融リテラシーサポート部 吉村慈子 氏