東村山むさしの幼稚園「金融教育公開授業」実施報告(2024年1月26日開催)
主催:東村山むさしの幼稚園
東京都金融広報委員会
東村山むさしの幼稚園は、「人と自然が育む豊かな感性」を掲げ、武蔵野の面影が色濃く残る豊かな自然に囲まれた幼稚園です。
2024年1月26日(金)に、対面とオンラインを併用したハイブリッド方式により、金融教育公開授業を開催しました。続いて、小関禮子氏(元帝京大学教授)による講演会を行いました。
- ▼ 参加者内訳:
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- 金融教育公開授業
- 外部参加者(対面)9名、外部参加者(オンライン)19名、園児73名、講演会講師(小関禮子氏)1名、東村山むさしの幼稚園園長・教諭他5名、園児保護者46名、当委員会4名、合計157名
- 講演会
- 外部参加者(対面)8名、外部参加者(オンライン)19名、東村山むさしの幼稚園園長・教諭他2名、同園教諭・園児保護者32名、当委員会4名、合計65名
1.公開授業
遊びや生活の中で、内面の成長につながる体験の質を高めるための要素として、金融教育をごっこ遊びの中に取り入れることとし、園児を対象として「ごっこ遊びを通した金融教育」というテーマで授業を行いました。
園内ホールフロアにはレストラン、お弁当屋さん、おもちゃ屋さんなど、いずれも年長クラスの園児によるお店が設けられました。お店には手作りの看板が掲げられ、値段を付けた商品が並べられ、レジが設けられました。園児は店員役と顧客役に分かれ、店員役は「いらっしゃいませ」、「ありがとうございました」とハキハキと応対する一方で、顧客役は、様々なお店を積極的に巡り「これはいくらですか」、「これをください」と店員役と言葉を交わし、模擬通貨のお小遣いの中からモノやサービスを購入しました。
園児は、それぞれの役割に応じた活動を行って、楽しみながら経済社会のルールを学んでいました。
(写真1:公開授業「ごっこ遊びを通した金融教育」の模様)
2.講演会
小関禮子氏から「ものやお金を大切にする子~幼児期からの金融教育を通して~」と題する講演を頂きました。同氏は、物やお金を大切にする子を育成するために、幼児期に身に付けておくことについて、具体的に事例を挙げて話されました。
また、幼児期は金銭教育の基礎として、発達段階を考慮しながら、自ら考え、判断し行動する力を育成することが大切であると話されました。
参加者は同氏の分かりやすい講演に熱心に聞き入り、金融リテラシーを深めることができました。
(写真2:講演会「ものやお金を大切にする子~幼児期からの金融教育を通して~」の模様)
3.プログラム
- 10:00~10:40
- 公開授業「ごっこ遊びを通した金融教育」
- 10:50~11:30
- 講演「ものやお金を大切にする子~幼児期からの金融教育を通して~」
元帝京大学教授 小関禮子氏