大田区が金融学習特別推進地区になりました
当委員会および金融広報中央委員会では、東京都大田区に「金融学習特別推進地区」を2年間委嘱することを決め、5月24日(水)に同区役所内において、湯本崇雄委員長(金融広報中央委員会事務局長・日本銀行情報サービス局長)より、西野善雄区長に対して委嘱状が授与されました。この際、西野区長からは「オレオレ詐欺等の相次ぐ金融被害や多重債務問題の実情をみるにつけ、金融知識の普及や金融トラブル防止の必要性を痛感している。金融広報委員会の皆さんと一緒に、くらしとお金に関わるいろいろなテーマで積極的に活動の展開を図りたい」とお話しいただきました。
「金融学習特別推進地区」は、平成16年に暮らしに身近な金融に関する学習に地域ぐるみで取り組むことを通じ、金融に関し主体的な選択を行い得る消費者の育成と金融学習活動の浸透、定着を図ることを目的に金融広報中央委員会が新設した制度で、これまで東京都中央区と同稲城市で委嘱実績があります。
当委員会では今後、大田区の生活センターなどとの協力のもと、一人でも多くの区民に適切なお金との付き合い方や金融に関する正しい知識を身に付けていただくため、講演会や連続講座の集中開催や児童を対象とした体験学習の実施などを行う予定です。なお、5月27日(土)にはその一環として大田区立生活センターにおいて、キャスターの生島ヒロシ氏を講師に講演会「人生を楽しむためのお金のレッスン」を開催しました。